開業必要アイテム-「保険資格証入れ」

代理店で準備するアイテム

多すぎる保険関係の資格

ファイナンシャルプランナーという資格

ファイナンシャルプランナーというのをよく聞くと思いますが、FP(ファイナンシャルプランナー)というの資格はたくさんあります。大きく分けると、国家試験のFP資格民間団体発行のFP資格業界団体の発行する(販売までできる)FP資格とさまざまなFPがあります。

 では、FP(ファイナンシャルプランナー)って何ですか?

というと、広い分野の範囲のお金の知識を持っている人のことです。

一般的にFPが持っているお金の知識というと、次の6つの分野が求められます。
「ライフプランニングと資金計画」「金融資産運用」「タックスプランニング」「リスク管理」「不動産」「相続・事業承継」

日本国内では保険を販売することは禁止です

日本国内において保険販売は禁止されています。ですから、FPの資格を取っても販売はできません。
「え!」 と思われた方いますよね。
「だって、保険会社が保険販売しているじゃん」と思われた方、その通りです。
ではなぜ、ダメなものが販売されているかというと

保険会社が国から特別に免許をもらっているかです。

金融庁のホームページには「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」が周知されています。

免許とは「本当は禁止されているのだけど、その人(組織)は特別に許す」というものです。

なせ、保険販売には免許がいるかというと、

契約時に「あなたが亡くなったら1000万円お支払いします」という契約しますよね。
実際に10年後に、あなたが亡くなった後、保険会社が本当に払ってくれますかね?
もしくは 10年後にその会社はありますかね?。
誰でも自由に保険会社始められたら、詐欺師が横行するとおもいませんか? 

そこで、国(金融庁)は、一定の基準を設けて審査して、保険を販売したいといっている会社を審査し、条件に達した会社に免許をあたえます。
また、その営業に従事するものには「勘違いなど間違ったことを話さないように、一定の教育を受けて知識をもったもの」を募集人として登録させる制度をつくり、国民の安全を守る仕組みにして保険販売を許可しています。

余談になりますが、よく「海外の保険や投資が利率がいい」と言って海外投資勧誘している方いますが、本当に数十年後まで保証できるんですかね? そもそも無資格募集で国内では違法です。  

保険募集人が取得しなければならない知識

「一定の教育を受けて知識をもったもの」として保険業界では、保険関連の資格がたくさんあります。募集者はこれらの資格を取得しないと保険販売できません。
自分の持っていない資格の分野の保険は販売できません

保険会社に勤めている募集人は、勤め先の保険分野の資格のみ(生保のみとか損保のみとか)しか扱えません。
代理店の場合はすべての資格を取得し(商品に対して深い知識)を得るする必要があります。
そのため、保険の資格証の数が膨大な枚数になります。

お客様に「自分は保険どの分野の資格」があるか提示しなければならない

代理店で取得した膨大な資格などを整理して提示するのに、お薦めなのが「保険資格証入れ」です。

アマゾンで販売されています。

この保険資格証入れには、「名乗り」時に必要な取り扱い保険会社を入れたり、自身の扱える商品を入れたり、自分で創意工夫することができます。(左記は取扱える商品一覧の例)

保険募集人は保険営業を開始するとき、お客様に「自身の取り扱い保険会社を名乗らないといけない」とされています。多くの代理店は名乗りとして、名刺の裏に取扱い保険会社を掲載するなどで対応しているケースがありますが、それだけでは不十分です。(下記は取扱保険会社を入れている例)どの分野の商品が扱えるのかまでしっかり提示したいものです。


また、車の運転免許証のように1枚の総合的なライセンスカードで提示できるように認定を行っている第三者機関(団体)もあるの、余力があればその認定を受けてもいいと思います。
認定料10,000円くらいだったような気がします。

一般社団法人保険商品適正取引推進機構 
HPを見ましたら、現在(組織変更のため)、公募していないようです。 
興味ある人は、直接連絡してみると発行してくれるようです。
公式LINEからお問い合わせしてみてください

保険代理店の販売員に求められる資格

国家試験や民間のFPを取得しに行く方がいますが、それらのFPに時間かけるなら、証券外務員を取得するとこをお勧めします。FPの話は、業界団体の試験をしっかりやるば全然大丈夫です。しかも、生命保険協会認定FPであるTLC(トータルライフコンサルタント)は、幅広い分野の保険商品をお客さまに提供できる唯一のFPですので、保険代理店内では最高のFP資格です。

なぜ、証券外務員かというと、外貨建て保険や変額保険(年金)の保険の話では、投資的な話が出てきます。私の経験上、投資の話をもっと詳しく聞きたいと熱望するお客さまは非常に多いのです。
ところが、外貨建て保険や変額保険での投資の話というのは限定な話になります。商品の話を超えて投資に関して話をお客様にするなら、投資の専門家にならなくてはなりません。それには最低でも第二種外務員資格を取得すべきです。

保険での長期効果と比べて、投資信託や国債、外貨預金などとくらべて、どのようにちがうのか? などを総合的にお伝えできるからです。

保険代理店のステップアップ

保険代理店は、生命保険、損害保険、少額短期保険代理店などを指す言葉ですが、最近では外貨建て保険や変額保険(年金)など投資に近しい保険の分野を販売し、投資のコンサルタント的な話をしている方が多く見受けられます。投資の話をされる場合は、募集人にきちんと投資の知識を教えなければなりません。
個々の募集人には「証券外務員を取得」してもらい、代理店として「金融商品仲介業に登録」し投資信託や株や債券販売など差別化をはかるべきですね。
金融商品仲介業(IFA制度)代理店登録も掲載しておこうおもっていますが、一足先に登録したい方はご相談ください。

まとめ

今回は「代理店開業で必須アイテムー 保険資格証入れ」について解説しました。

以下の記事では「代理店開業準備~設置、設置後必要なアイテムなど」も解説しているので、こちらの記事もぜひ併せ て読んでみてください。  


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